売れる記事を書くことは難しいです。
売れる記事とアクセスが集まる記事は全く別物であり、アクセスを集めたとしても成約(売れる)に結びつくかはまた別の話です。
では売れる記事とはどういう考え方をするべきなのかを説明していきます。今回は有料級の内容になるかと思うのでもしかしたら記事を削除するかもしれないので、気になる人は今のうちに「売れる記事」の考え方を身につけましょう。
売れる記事の考え方が分かれば、記事への考え方が変わります。
アクセスが集まっても売れない理由
アクセスが集まっても成果が多数得られるわけではありません。アクセスが多いブログは収入も多いと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
例えば「HowTo」系の記事はアクセスを集めやすい傾向にありますが成果には繋がりにくいです。
「使い方」「やり方」などが「HowTo」系の記事ですが、これは「方法」を求めている人が検索するキーワードです。
つまり、あまりお金をかける気がない人達が集まるキーワードです。例えば「○○の使い方」と検索する人は、○○は既に使っておりその使用方法を知りたいだけであって何も買う気はないのです。
こういった人を集客することは成果を上げるために効率が良いとは言えません。
アクセスを上げる事で多くの人に商品をオススメすることが出来たとしても買う気がない人達に商品をオススメしても成果に結びつけるのは難しいです。
商品に多少なり興味を持つ可能性がある人達が集まるので、成果を上げるのが無理と言うわけではなく成果に結びつく可能性は低いですね。
月10万人が見ていても10人しか成果に結びつかないのであればそれは売れているとは言えません。まずは出来る限りCTRを高める為には記事の書き方を考える必要があります。
CTRとは
CTRとは、表示された広告に対してクリックした人の比率です。100名中1名がクリックすれば1%となります。クリック率を上げないと成果は増えていかないのでCTRは非常に重要は数値です。
売れる記事の考え方
売れる記事とは検索キーワード選びで決まります。
キーワード選びには二つのポイントがあります。どちらも疎かには出来ないとても大事なポイントです。
キーワード選びのポイント
- 購買意欲の高いユーザーが検索キーワードを考える
- 競合と被らないキーワードを考える
購買意欲の高いユーザーを集客する
検索キーワードとは「ユーザーが求めている事」です。商品の購入を考えている人や、購入方法を知りたい人はどういったキーワードで検索をするかを考える事が必要です。
内部リンクで誘導する方法
先に「HowTo」系の記事はアクセスを集めやすいと紹介しましたが、アクセスが集まる記事から商品を売るページに誘導することも手法の一つです。
元々購買意欲の高いユーザーではない為、成果には結び付きにくくはありますがSEO対策としても有効であり、少しでも成果への可能性を底上げすることが出来ます。
競合と被らないキーワードを考える
例えば「Amazon 冷蔵庫」と検索した場合、トップにはAmazonが表示されユーザーはAmazonへと流れてしまいます。その為、こういったキーワードで記事を書いたとしても自身のサイトへと誘導することは基本的に無理です。
「Amazon 冷蔵庫」と検索するユーザーは「Amazonで冷蔵庫を買いたい人」です。つまり目的地はAmazonの冷蔵庫のページです。
目的のサイトが曖昧であることもポイントの一つではあるが、それ以外にも競合を避ける必要がある。
「2021年 冷蔵庫 おすすめ」といったキーワードを選ぶと競合が非常に多くなり、まず検索上位に入れずアクセスがほぼ0で何の成果も得られない事がほとんどである。そのため更にターゲットを絞りつつも購買意欲の高いユーザーを集められるキーワードを探す必要がある。
「一人暮らし 小さめ 冷蔵庫 オススメ 3万円以内」このくらい絞って記事を書く方が成果にはつながりやすくなる。ここまで絞ってしまってはアクセスは全然増えないのでは?と思うかもしれないが、その通りアクセスは伸びない。
アクセスは伸びないが、ここまで絞られてた商品を紹介すれば成果に繋がる可能性は非常に高くなる。
ここまでのポイント
- ターゲットを絞ったキーワード選定
- ターゲットは購買欲の高いユーザー
分かりやすい成功例
私のブログ内で「WOWOWでアフィリエイトできる!提携ASPサイト一覧」って記事があります。この記事はアクセスは多くありません。月間で30~50アクセスしか集めることが出来ません。
アクセスは少ないですが、アクセスしたユーザーの87%がリンクをクリックしています。そのうち70%のユーザーがASPサイトに登録しています。
この場合「ASPサイトへの登録」が成果ですね。クリックした人の何割かの人は既にASPサイトに登録している可能性もありますが、それ以外に人はASPサイトに登録してくれています。
この記事のキーワードは「WOWOW アフィリエイト」「WOWOW ASPサイト」って感じですね。もしキーワードを「A8 WOWOW」など公式サイトをキーワードに入れてしまうと公式サイトの方が確実に上位に来てしまうので、公式サイトをキーワードに入れるのは注意が必要です。
まとめ
ここまで解説していきましたが、まずは売るためのページへの誘導を如何に増やすかがポイントです。
そのためには他の記事のアクセス数を増やすことも当然大事ですよね。
多くの人がアクセス数を気にしすぎて売上を上げるための方法を疎かにしがちです。目的を忘れないようにサイト運営を進めていきましょう。